平凡な一日 | メロンパンブログ

平凡な一日

今日は何にもなかった。

面白いこともなく、感動するようなこともなく。

ただ市役所に住民票を取りに行って、ただ大学の図書館に本を返しに行って、
unionでCDを買って、ゲーセン寄ってドラムマニアやって。



そういえば、帰りの電車で目の前に座った女の人が爆睡してオマタ広げちゃってたな。
パンツ見えてまっせ。節操ないから閉じなさい、全く。

大和撫子のココロを忘れた日本女性に哀しみを覚えつつ、席を立つ。
すると端に座ってたオッサンがわざわざ俺が座ってた席にずれてきた。
何事かと思いきや、見る見る浅く座りだした。

オッサンよ、そんなにパンツが見たいかよ…

と、オマタのオネイサンがパッと目を覚ます。

オッサン超動揺。
フガフガ言いながら、ジタバタしてた。

オッサンを睨み付けるオマタさん。
脂汗を浮かべるオッサン。

と、オマタさん、

「今私のパンツ見てたでしょ!?」
「み、見てない!」

「じゃあなんでそんな浅く座る必要がある?」
「こ、これは…」


「背中が痒かったんだ!!」


オッサンよ・・・
侍のココロを忘れたか。

挙句の果てに、


「まったく、オマッタ姉ちゃんだ。」

ダジャレですか?


………
…………
はぁ、こんな愉快なコトが起こればいいのに。

あ、上の流れは俺の妄想です。

実際は、電車で目の前に激烈にスカートの短いオネイサンが丁寧にガードして座っているのを、俺の隣のオッサンが横目でしきりにチラ見しているのを、俺が「晩年」という本を読みながら傍観していただけです。

そうそう面白いことなんて転がってないのです。


ケイ