葛藤の中に見出す
心が葛藤している。
悩みと言えば大げさになるし、決して悩んでいるわけじゃない。
けれどもやはり、モヤを抱えた感じがする。
体に霧が充満している。
この霧は俺がどこへ向かえばいいのかを分からなくさせる。
答えは、果たしてどこだ。
違う。本当は答えなんてないことを知っている。
一人では出ない答えを求め、それでも一人で求め続ける。
惑い、憂い、笑い、迷い。
様々な感情が交錯するなかで、どうにか理路整然と決着つけたがってしまう。
俺は何だ?
俺はどうしたい?
ひたすらに秩序を求める心と裏腹に、この混沌とした無秩序が心地よい。
創りあげられた秩序ある言葉の整った美しさもさることながら、
無造作の、手を加えられていない、ありのままの無秩序な言葉には、
どこか躍動感を内在した生きた心地良さがある。
「命」をはらんだ、「真実」がここにはある。
生の実感を確かめる。
全てを呑み込む、刻は、まだだ。
ケイ
悩みと言えば大げさになるし、決して悩んでいるわけじゃない。
けれどもやはり、モヤを抱えた感じがする。
体に霧が充満している。
この霧は俺がどこへ向かえばいいのかを分からなくさせる。
答えは、果たしてどこだ。
違う。本当は答えなんてないことを知っている。
一人では出ない答えを求め、それでも一人で求め続ける。
惑い、憂い、笑い、迷い。
様々な感情が交錯するなかで、どうにか理路整然と決着つけたがってしまう。
俺は何だ?
俺はどうしたい?
ひたすらに秩序を求める心と裏腹に、この混沌とした無秩序が心地よい。
創りあげられた秩序ある言葉の整った美しさもさることながら、
無造作の、手を加えられていない、ありのままの無秩序な言葉には、
どこか躍動感を内在した生きた心地良さがある。
「命」をはらんだ、「真実」がここにはある。
生の実感を確かめる。
全てを呑み込む、刻は、まだだ。
ケイ